ゲシュタルトの祈り
皆様、ご機嫌いかがでしょうか。
ご家族やお友達でも構いません。
自分の期待が裏切られてガッカリする、という経験は、誰もがしたことがあるでしょう。
1900年代半ば頃、心理学者のフリッツ・パールズは「ゲシュタルト療法」を確立します。
それを要約したものが、下記の文章です。
私は自分のことをし、君は君のことをする。
私は君の期待に応える為にこの世界にいるわけではないし
君にしても私の期待に応える為にこの世界にいるわけではない。
君は君で、私は私だ。
そしてもし偶然私たちが出会うことができたなら
それは素晴らしいことだ。
そうならないとしたら、それはそれで仕方のないことなのだ。
自分自身の欲求に従って生きることと、他者による充足を求めないことの重要性が説かれています。
人間の多様性が問題となっているこの時代、文化も違う人々が一緒に働く上で、自身が過度な期待をし過ぎないことが、潤滑な人間関係を保つのです。